2012年08月11日
一昨日の午前中、貨物満載のコンテナが英国から到着しました。
幸い、天気は快晴。雨に濡れる心配がないのは良かったのですが、日差しがきつくて参りました。ただ、湿度が低くくて風が少しあったのと、気温も数日前に比べるとほんの少しだけ低かったので、まだ作業はしやすかったと言えます。
今回のコンテナの中身ですが、当たり前のことながら、単にボュームだけを考えるとアンティーク家具がほとんどを占めています。自動車の部品やガラス・陶磁器といった商品は、段ボール箱にコンパクトに梱包できるので、数は多くても可愛いものですが、アンィーク家具の中でも、無垢の木材を使っているものは本当に重くて大変です。特に今回は、超大物がありました。ステンドグラスつきのドアゲート)です。写真は入庫処理用にフォークリストに立てかけて撮ったものなのですが、今は和歌山本社1階の自動車ショールームに展示しています。さすがに3階のアンティーク・ショップには展示できる代物ではないので、階までの吹き抜けになっている自動車ショールームが展示場所になりました。
また、昨日からコンテナの中身を、昨日から店内に入れ始めました。
まずは大型の家具からです。手順としては、まず、傷んでいるところがないかをチェックします。アンティーク家具は商品の性質上、どうしても補修が必要な場合もありますが、仕入れのときにきちんとチェックしていますので、するとしても軽い補修です。補修をする必要のないものや、補修を終えたものは、ワックスをかけたり、ガラスを拭いたりと、磨いてから入庫用の写真を撮影、その上で商品の整理番号を付けていきます。
本当はここで、色々なアングルからの写真を撮れれば良いのですが、なかなかそうもいきません。というのも、既に店内には所狭しと家具や小物が並べられていますので、新入荷の商品を陳列しようにも、先にスペースを作らないとならないためです。さもないと、折角お客様がいらしても、通路が家具で塞がれてしまっていますから、何も見ていただけなくなってしまいます。今回、お店の奥の方は随分とレイアウトを変えました。レイアウトを変えただけで、今まで陳列していた家具も雰囲気が変わり、新しい商品に見えてくるので不思議なものです。未だ店内を整理し切れていないのですが、是非お越しください。
最後に、今回の新入荷で一番目立った家具をご紹介します。未だ商品整理用の写真しかないので恐縮ですが、丸型のキャビネットで、前面のガラスがステンドになっている珍しい逸品です。こちらは既に店内に陳列中です。