ゲームテーブル

天板をあけると、緑色のラシャが張られた面と、ゲーム用コインを入れる窪みのあるゲームテーブルになります。正方形のテーブルに緑のラシャ張りとくると、ついついマージャン卓を想像してしまいますが、流石に、このテーブルでマージャンは厳しいでしょう。やはりカードゲームや、ドミノを楽しむものだと思います。それ以外にも、ラミーキューブやモノポリーでも良いかもしれません。

ゲームテーブル(折りたたみ式・象嵌)を折りたたんだ時の象嵌の面ゲームテーブル(折りたたみ式・象嵌)の全体ゲームテーブル(折りたたみ式・象嵌)を半分開いたところゲームテーブル(折りたたみ式・象嵌)の構造ゲームテーブル(折りたたみ式・象嵌)を完全に開いたところゲームテーブル(折りたたみ式・象嵌)の引き出し

それにしても、家族そろってボードゲームをする機会が随分と減りました。
理由を考えてみると、直接的な原因としてはテレビゲームなのでしょうけれど、更にその理由を考えてみると、「楽しさ」よりも「時間」のせいのような気がします。

マージャンにしてもモノポリーにしても、始めると1時間や2時間単位の時間がかかりますし、何よりも4人前後の人数を同時に拘束しなければならない-4人の都合を合わせるのが大変-というのが本当のところのような気がします。

それに、ボードゲームの場合には、始める前の準備や、後片付けが面倒というのもあるのでしょう。人間、一度おぼえた横着は、なかなか忘れられませんから。


実際、我が家でも子供と遊ぶ時は、もっぱらポータブルのゲーム機を使っています。通信機能がありますので、複数人で遊べますし、隙間時間を小まめに使えるので、そういう点では今の生活向きです。また、親も同じゲームをすると、子供のゲームの進捗状況をチェックできますので、遊び過ぎを抑えられます。(「ゲームばっかりしてるんじゃないの!」よりも、「パパより先に進むなよ」の方が確実に効きます。)


とは言え、ボードゲームもたまにですが、やります。ある意味、気合を入れて。恐らく、家で映画を見るのと、映画館で映画を見るのとの違いかもしれません。今の生活、全般的に何かをまとまった時間、集中して続けることが少なくなっていますから。ですので、たまに、古いゲームもいかがですか。
そういう時に、こういうテーブルを使うと素敵だと思います。


なお、このテーブルは天板を折りたたむと、象嵌入りの面が現れます。これだけ見ても非常に素敵で、テーブル自体が飾りになります。マージャン卓の話に戻って恐縮ですが、良く炬燵の天板をひっくり返すと、ラシャ張りの面が現れるタイプのものがあると思います。これも機能としてはなかなか素敵なのですが、瀟洒さという点ではこのテーブルのほうが断然、優れています。