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一筆啓上
愚直なSEO
2012年09月03日
マーズスピードのウェブ・サイト大幅リニューアルから1カ月ちょっとが経ちました。

リニューアル直後は素人仕事の悲しさで、サイトへの訪問者数やページの閲覧数が激減してしまいました。実際、自分のサイトをキーワード検索しても、かなり下の方にしか登場していませんでした。また、旧サイトのページを今も見られるようにはしているのですが、管理の都合上、アドレスを変更しなければなりませんでした。このため、検索エンジンから折角お越しいただいても、「ページが見つかりません」というエラー メッセージが随分と出てしまっていたと思います。ページを自動的にジャンプ(リダイレクト)させようともしたのですが、サイトの管理に使っているWordPressの設定との関係からか、上手くいきませんでした。お客様にもご心配をお掛けしてしまったと思います。サイトを閲覧してくださった方がどのような検索語を使って辿り着いていらしたのかを調べていたら、一時期、「マーズスピード 倒産」というのが出てきて、少なからずショックでした。きっと、情報処理の専門家だったら、もっとスマートに出来ていたのでしょう。でも、そんなことを思っていても仕方がありません。一旦、やり始めたからには、どんなに泥臭い方法であっても、早急に元のレベルにまで戻そうと、工夫を始めました。

ただ、やったことは本当に愚直です。商品に関するページをひたすら作りました。そして、そのページへは色々な所から辿り着くことができ、色々な所へ進めるようにしました。ページを作りながら改めて思ったのですが、弊社の在庫は本当に豊富で、面白いものがたくさんあります。それをお客様にお伝えしないことには何も始まりません。そう考えると、先に書いた工夫をするというのは当たり前のことです。それが結果的にSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン対策)になり検索ランクが上がるとしても、それは後から付いてくるものであって、すべきことを急いでやれば良いんだ、という一種の開き直りにも似た気になりました。

その結果ですが、お蔭さまでサイトの訪問者数、ページ閲覧数とも旧サイトと同レベルかそれ以上になりました。この手の数字は変動があるので一概には言えないのですが、過去の平均よりも上、過去に突発的に急上昇した時の数字よりも下、という感じです。

検索エンジンに関してですが、「オートモビリア」をキーワードにGoogleで検索したら、上位を独占することができるようになりました。正確には、マーズスピードのショッピング・サイトであるウィンチェスターが出てくるのですが、マーズスピードのサイトとウィンチェスターのサイトは表裏一体ですので、我々としてはどちらでも構いません。(ちなみに、マーズスピードの「オートモビリア」は少し下位に出てきます。)

また、「ミニ パーツ レア」で検索しても、上位を独占するようになりました。ただ、「ミニ パーツ」だけだと苦戦しています。「レア」が入らないと駄目です。とは言え、実際に弊社が強いのは「ミニの通常パーツ」ではなく「ミニのレアパーツ」なので、お客さまにとってもこういう結果になるのはメリットがあると思います。問題は、そのようなパーツをお探しになる時に「レア」を付けてくださるかどうかなのですが。

次の挑戦は「コレクタブル雑貨」です。少し頑張ってみます。その後は「アンティーク」ですが、恐らくこれは時間が掛かるでしょう。競合他社が多くて強いので、時間が掛かると思います。
ただ、やっぱりここで重要なのはコンテンツの内容と思います。まだまだ内容が薄いのは否めません。在庫が豊富な分、一度に何かできる訳ではないので、これも愚直に進めていきたいと考えています。